週の頭、月初、年の始め。目標を立てたくなりますね

なにかを始めようと思ったり、今までよりも少し変わってみよう、と考えたりする時期は人それぞれかもしれませんが、気のせいか『初め』というタイミングが多くないでしょうか。

例えば、年の初めにこの一年頑張りたいことを考えてみるとか、四半期の始まりに達成したい目標を考えてみたり、もっと短いタームだと、月曜日に今週こそ食べすぎないようにしようと思ってみたりと。やってみたいこと、成し遂げたいことを頭に思い描いたり、紙に書き出してみたりする人も少なくないでしょう。

しかし、というのも変ですが、立てた目標は必ず達成できていると胸を張れる人はそれほど多くないのも現実。中には達成率100パーセントという方もいるかもしれませんが、なかなか目標達成には遠いという声が多く聞こえてきそうです。

そんな皆さんにおすすめしたいのが、今回ご紹介する原田隆史さんが書いた『はじめての目標達成ノート』という一冊です。

▼著書の原田隆史さんは、以前「らしさラジオ」にご出演いただきました

目標を正しく立てるのは難しく、ノウハウも必要

目標が達成できなかったとして、皆さんはその原因を振り返る作業をしているでしょうか。

少しは反省するという人もいるかもしれませんが、多くの人は上手くいかなかったので、次回はちゃんとやろうとか、努力が足りなかったので次は頑張ろうと思うだけで、なかなか根本的な問題の発見と、その解決方法を考えるところまで至りません。

それはなぜなのか。それは漠然と目標を立ててしまって、その振り返りが難しいというケースが多いのです。

もちろん「わたしは目標を達成するために、計画を立て、日々振り返りも実施している」という人も少なくないでしょう。それでも上手くいかない人の多くは、そもそも目標をうまく設定できてないという場合がほとんど。

達成が不可能なのが目に目えている高い目標だったり、実現するためには多くの困難が伴うと最初からわかっていたり、頑張れば、努力すれば、運が良ければという『れば』頼りのことも。漠然と目標設定をしても、上手く実現することも少ないですし、設定が漠然としているので、振り返りたくても漠然とした振り返りしかできないのです。

目標を立てるノウハウは、意外に学んでいない

「そうはいっても、どうやって目標を設定したらいいのか、よくわからない」という人も多いでしょう。実際、目標を正しく設定し、実現のためになにをすべきなのか、そのノウハウを学ぶ機会はそれほど多くありません。

学生時代を振り返ってみても、目標を立てて、それを実行しましょうといわれる機会は何度もありました。が、言葉としてはわかっている、けれども、だったらなにをすべきなのかというスキルのようなものを教わった記憶のある人は少ないでしょう。そう、意外に学んでいないのです。

本書には、目標を立てるために自分の考えを整理する枠組みから始まって、実行するための行動計画を作っていくノウハウがたくさん詰まっています。実現したいことやそのためにすべきことが書かれているので、裏を返せば、漠然と目標を立てることができないのです。

結果、もし上手くいかなかったとしても、振り返りもしやすい。目標を立てて実現する、そのためのスキルを身につける。このチャンスにトライしてみるのはいかがでしょうか。

自分の思いを言葉にする、それは簡単なことではない

本書には次のような一節がありますので、引用しておきます。

夢を実現できないとか、目標を達成できないとしても、それはあなたの才能や経験に問題があるのではありません。簡単に言えば、「目標の立て方」と「目標を達成するための方法」が間違っているだけです。

自分の思いや考えていることを言葉にする、可視化することはとても難しい。そう感じた経験をしている人は多くいると思います。

その理由の一つに『思いを言葉にするための、言葉自体を知らない』というケースがあります。今回ご紹介した『はじめての目標達成ノート』には、その言葉自体もたくさん例示されています。本書を参考に、自分の思っていること、考えたこととぴったりの言葉を探してみる、というところから始めてみるのも、目標設定とそれを達成するための第一歩かもしれません。

今回ご紹介した書籍を抽選でプレゼント!

今回ご紹介した書籍『はじめての目標達成ノート』を抽選でプレゼント。皆さんのご応募をお待ちしています。

応募受付は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

■注意事項
・リクルートスタッフィングのご登録情報と応募時にご入力いただく【氏名】【スタッフNo.】【メールアドレス】【生年月日】の4点が一致していない場合は、抽選の対象外となります。ご登録情報のご確認は、MyPageよりお願いしております。
・当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。賞品の発送は、締め切り後1ヶ月以内にお送りいたしますが、諸事情によりお時間をいただく場合もございます。ご了承ください。
・賞品は、MyPageにご登録の「住所」にお送りいたします。住所に変更がある場合は、締め切りの2024年1月29日(月)までに「登録情報の確認・変更」よりお手続きをお願いいたします。
・個人情報やご登録状況、抽選の結果、プレゼント発送状況に関するお問い合わせは、お答えいたしかねます。

コラム執筆:サカタカツミ
合同会社シゴトトセイカツ代表・クリエイティブディレクター。『らしさオンライン』『エンジニアスタイル』などをはじめとして、就職や転職、キャリア開発に関するウェブサービスのプロデュースやディレクションを手がける。著書に『就職のオキテ』『会社のオキテ』。 日本の採用事情や個人のキャリア、 スキルや組織コンディションの可視化などに関する寄稿記事や登壇も多い。

これまでのコラム
・読書とは読まなくていいというその真意とは?
・すべての仕事は「問い」からはじまるのか?
・「世界一速く結果を出す」ためにできることとは?
・職場で発生する「問題」への対処法はあるのか?
・「即決される」資料を作成することはできるか?
・湧き上がってきた「感情」の持つ意味を知っていますか?
・どんな職場でも「求められる人」に、本当になれるのか?
・「良い文章を書くため」に必要なことを知っていますか?
・ビジネス社会で頻出する言葉を理解しておく大切な意味とは?
・人生100年時代といわれて不安だ、というあなたのために。
・人付き合いは難しい、と悩むあなたにオススメの一冊。
・Excelで困っているあなたは必読の一冊!
・秘書ではない、あなただからこそ秘書力を!
・新時代の快適な働き方、キーワードはスキルの融合?
・家計管理とキャリアプラン実は似ている?!
・整理整頓、この言葉の意味を理解していますか?

SPECIAL SITE
ABOUT

あなた「らしさ」を応援したいWorkstyle Makerリクルートスタッフィングが運営する
オンラインマガジンです。

JOB PICKUPお仕事ピックアップ

リクルートスタッフィングでは高時給・時短・紹介予定派遣など様々なスタイルの派遣求人をあつかっています

Workstyle Maker

『「らしさ」の数だけ、働き方がある社会』をつくるため、「Workstyle Maker」として働き方そのものを生み出せる企業になることを目指しています。